杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅|古布の服・襤褸・酒袋・パッチワークの販売

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

アトリエ和 襤褸 神奈川 横浜市 大和市

プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

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フレンッェのニィルデ夫人 もそうであるが、なんで、彼女らは、あんなにも、料理が上手で、次々と作り、台所が綺麗なのだろう。ガスレンジ、流しも、全てピッカピッカ!ベトベトの所など何処にもない。しかも、マリアの台所はレンジフードが見当たらないのだ。マリアにレンジフードはないの?ときいたら、私は油を使った料理はしないのよ、との事。ほとんどの料理はオーブンを使うからかな?それにしても不思議な、キッチンです。日本に帰ったら、もっと、綺麗にしようと決意しましたが、はたして?今日は、陽も出て、暖かくなって来たので、旧市街地を散歩。庶民的な活気溢れる街です。あっちこっちに市場が並び、魚や野菜、果物が、日本では考えられない値段で売っています。銀座4丁目のような旧市街地の中心クァットロカンティは4つ辻の建物の壁の彫刻で有名。ブレトーリア広場を抜け、ローマ通りをウィンドショッピングをして、マリア宅に戻る。いちご大福を30こ作る。マリアさん、これは美味しいと6こ、ぺろりでした。お天気が回復してきました。寒かった。いよいよ、イタリアの長旅も後2日になりました。

2012年2月17日(金)

テレビニュースによると、イタリアは何処もひどい雪の被害のようです。ここパレルモでも山の方は雪です。沖縄に雪が降るようなもの。びっくりです。少しだけ、買い物をして、1日中、マリアさんのシチリア料理をならったり、テレビを見たり、昼寝したりの旅の疲れをとるような日でした。兎に角、寒い。コロコロになるまで、着ているので、身動きがとれません。

2012年2月16日(木)

パレルモに住んでいるマリーヤについて紹介します。 2年前にシチリアを旅した時、たまたまパレルモの帽子屋さんで出会ったのが最初。日本大ひいきの方で、お父さんが地中海のマグロ漁船の網元元締めで、日本と取引していたらしい。大変な美人で、年齢はまだ聞いたことはありませんが、息子さんマッシモ(弁護士33歳),娘さんロレンッア(バイオリンニスト26)歳なので 50歳中頃かな?まぁ歳はどうでも良いですが、彼女の仕事です。シチリア料理研究家、画家、写真家、修復師、建築家の才色兼備の女性。天は幾つの才能を与えているのだ。凄い家に住み、前回も私の友達2人連れて行っている。今回も違うゲストで二人。本当私はなんて幸せなのだ、日本からお客さんが沢山来てくれてと喜んでくれる。本心から。京都のぶぶすけとはえらい違い。明日から、又、色々な所を車で連れて行ってくれるだろう。地球の反対側でも、出会いは人生を変えますね。 .

2012年2月15日(水)

朝、6時に起きて、8時発の長距離バスブルマンに乗りました。パレルモまで3時半の旅です。途中雪をかぶったエトナ山とどこまでも続く、オレンジ畑です。日本だったら富士山とミカン畑というところ。その後、荒涼とした、岩だらけの丘が続く。映画ゴットファーザーのマイケルがシチリア島ににげていったシーンのようである。ここでマフィアについて。シチリアに行くというと、日本では、マフィアが危ないから気をつけてと言われるが、マフィアは世界を支配している、巨大な裏社会であり、私達のような、旅行者には、絶対にに手を出す事はありません。逆にマフィアがいるから、もっとも安全な島なのです。街のどこにも、マフィアは見当たりません。ゴッドファザーの事を話すとあれは、アメリカ映画でシチリア人はあんなに暗くないよ。迷惑しているよという返事がかえってきました。パレルモもまで後 2時間。マリーヤから、今、着Mailあり。お昼ご飯作ってまってまーす。との事でした。 .

2012年2月14日(火)

シラクーサの駅から列車に乗る事2時間 20分。オレンジ畑、オリーブ畑を車窓から眺めながら、 11時半位に、ラグーザの駅に着く。いつも、そうだが、私は、行く場所には、前もって、下調べや、勉強はしない事にしている。先入観に囚われるのが嫌いだからだ。行った後、ガイドブックなどを見ることにしている。と言うわけで、このラグーザの街が、どんな街なのかは知らない。ただ、イタリア人が、良い所だから、行くと言われたから、いくだけ。駅を降りて、小さなバスに乗り、イブラ地区まで行く途中が、狭くて凄いカーブ。険しいイブレ山地の渓谷の眼下にまるで、絵画のような、街が見える。空中都市のようである。終点まで、20分程。街は紀元前3000年にさかのぼるが、400年前の大地震により、壊滅的に破壊され、その後、バロック様式で再建されたという。街中は地図をみて縦横にしても、全く分からない。巨大迷路である。イタリアに来てから、迷路ばかり歩いているから、感は、みがかれた。途中、お昼は、federico という、レストランで食事をする。お客さんは、誰も居なくて、私達だけ。気の良さそうなカメリエーレの叔父さんのお勧め料理を注文する。シチリアの料理を満喫。ワインも美味しい。またまた飲んだくれ。3人で78ユーロ。貧乏旅行ですが、たまには奮発しなければといっても 一人2600円位か。下のバス停まで、迷路の道を探し探し、やっとこさ見つけたら、バスが出てしまい待ってーと叫ぶも行ってしまった。待つこと40分。雨も降ってきた。さむー。ミニバスに乗り、駅に出て列車に乗って、シラクーサまで帰る。車窓の外は真っ暗。遠くに小さな集落の灯りが見える。2両の列車が時々ぴーっと汽笛を鳴らして走る。明日は、いよいよ、最後の街、シチリアの州都パレルモにいきます。パレルモは我が友、マリーヤが、待っていてくれます。

2012年2月14日(火)

遺跡見学をして、爽やか疲れの後、郷に従い、昼寝をした後、旧市街地を着物を着て散歩しました。車から、手を振る人、歩いている人の目線が刺すようです。写真を一緒に撮らして下さいとか、人気絶頂です。日本の着物って、凄いのですね。スーツケースの中を三分の一も占めてしまって、どうしようかと思いましたが、その価値は十分にありました。着物は世界に誇れる民族衣装です。 .

2012年2月13日(月)

テメニテの丘にある古代ローマ遺跡までホテルから、なだらかな坂道を歩くこと20分。美しい森の丘にある 3000年前の遺跡に着く。昨晩は激しい雨と雷であったが、そのお陰で、緑の木々、花が美しく、空が青く天に抜けるようである。どんどん歩いていくとシチリアで最大のギリシャ劇場が現れる。1万 3000人が収容されて、現在でも、古代劇が上演されるという。見所は先日NHKで放映された、ティオニュシオスの耳と言われる石切り場である。高さ 36メートル、カーブした、大きな洞窟の中に入ると、真っ暗。中から外をみると、明るい光が神秘的である。どんな小さな声でも、入り口まで聴こえてしまうという。圧巻であった。ギリシャ人はどうして、こんなにも凄いものを造ったのだろうと驚嘆してしまう。2時間位、遺跡を見学して、坂道を下りホテルに帰って、ひと休みする。午後からの行動はまた後で。 .

2012年2月13日(月)

朝から、少し雨。でも、冷たい雨でなく、温かい雨です。9時から12時まで、開いているオルティジャー島の市場では、海の幸が日本とおなじ蛸、イカ、しらす、アサリ、イワシがならび、売り子のオジサンたちの大きな声が飛び交う。色彩豊かな、野菜、果物はびっくりするほど安い。シチリアオレンジが一キロ50円!7個も袋に入っていました。人間の生活の原点の市場。こんなのが、家の近くにあったらいいなあ。うらやましい限り。持って帰れないのが、残念。カラバッチョの絵画聖女ルチアの埋葬のある美術館にいったが、閉館でした。見たかったのになぁ。残念。お昼はまたまた、昨日行ったトラットリァへ行く。 2日連チャンでいけば、常連客だ。また来たと歓迎!昨日とメニューをひとつずらして注文。もちろんワインも。またまた飲んだくれ。食べている間に大雨だったらしいが、外に出た時は、止んで太陽が、建物の間から覗き眩しかった。明日は晴れだろう。濡れた、石畳の歩道を滑らないよう、千鳥足でホテルにかえった。明日はもっと知的な、行動をしよう。 .

2012年2月12日(日)

早朝、メッシーナ海峡を通り右にシチリア島が見えて来た。遥か遠くに雪をかぶった白いエトナ山が見える。ヨーロッパ最大の活火山でほぼ富士山と同じ標高。朝食は食堂で軽くコーヒーとクロワッサン。のんびりしている内に 10時にカターニアに到着。バスに乗り変えて、1時間半かかってシラクーサへ。来る前にNHKで世界街歩きで林隆三さんが取材していた。小路が迷路のように広がるオルティージァ島を歩く。街の中に3000年前の古代遺跡アポロ神殿が、現れる。 3000年前というと、日本は、何時代? ホテルの方お勧めの大衆食堂トラットリァで昼食。赤ワインデキャンター、パスタ 2種類、マグロのペンネ、シチリア魚介類前菜、全て、大盛り。気絶するほど、美味しい!全部で 38ユーロ。3800円位。びっくり!酔った、勢いで海岸線沿い遊歩道を歩き、旧市街地を横断。やっとこさふらついてホテルに帰ってきました。ブログを打つのも、今日は面倒。続きは、明日、シラフの時に。

2012年2月11日(土)

ニィデルさんと、お別れ。10間のホームスティ。毎日美味しいマンマ料理。楽しい家族的なもてなしありがとうございました。また、来年も来れるように、そして、もっとイタリア語を勉強して、おしゃべりができるよう、頑張ります。フレンッェの駅を1時 15分のユーロスターに乗り、4時30分にナポリ駅に着く。途中、ローマ近くも雪で真っ白だった。南に向かっているのに、まるで北のミラノ、トリノに向かっているようであった。ナポリ駅から゛タクシーで港へ。 25 ユーロ。TTTラインのビリエッタ売り場でフレンッエの旅行会社で購入した予約券をチケットに変えて貰う。一人 65ユーロ。 6500円位。ホテル1泊分で、シチリアまで行けるのですから、安い!お金の無い人の旅は、色々、如何に安く行けるか、考えます。 夜 9時にナポリ港を出航しました。どんどん、ナポリの街の灯りが遠くなって行きます。空を見上げると満天の星と、満月。一生この甲板の風とナポリの灯り忘れないでしょう。生きている事、人生万歳!明日朝9時にシチリア島カタニァーに着きます。座礁しなければです
が。豪華客船でなくて、汚いフェリーですから。では、朝、メッシーナ海峡を渡る時に寝坊しないよう、ワイン飲んだくれるのは、これくらいにして、寝ます。ボーナ、ノッテ!

2012年2月10日(金)
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