大和市相模大塚の桜森稲荷神社、桜祭にて。桜はもう散っていました。みちるの従姉妹のほのかちゃんといっしょに(ほのかちゃん2歳4か月)。仲良しいとこです。こういう光景は珍しくなりましたね。日本の子供!可愛いね!
朝7時半に家を出て、小田急で新宿〜赤羽〜宇都宮〜烏山。4時間かけて小旅行気分でやってきました。桜が満開。2度もお花見が出来ました。那須烏山のギャラリーこころさんに来ましたよ。築100年は経っている古民家のギャラリーです。床は大谷石。窓から眺めるお庭からも百花繚乱。10月1日〜 6日まで、「襤褸収集と作品展」を決めました。
栃木県那須烏山市大桶778
0287ー82ー2942
やっと、晴れました。寒くて、暗くて、blogに書く話題もありませんでした。この木はなんでしょうか?リンゴの花と言っている人もいますが。青い空に白い花。映えますね。小鳥の鳴き声と、芽吹きはじめた新緑。心地よい風。思いきり深呼吸しました。
お友だちのお人形を抱かせてもらったみちる。そっと、そっとと言って、人形を抱いている姿は小さなママのよう。自分がしてもらった愛情をそのままお人形さんに注いでいます。子供は愛情たっぷりで育てる事だけですね。子供の地味な古布の服は余計な色、柄が無く、上品になります。昭和20年代の子供みたいかな?
森の中も春の草花でいっぱいです。
ばいも
いつか、心ない人に根こそぎ盗まれ、わずかに残っていた球根で、これまで増えました。
ミミガタテンナンショウ
ちょっとまむし草のようですが、群生するまでふえました。
スミレ
パンジーのような園芸種類と違い、可憐ですね。
花筏
葉の上に花をつけます。この頃、すっかりと無くなりました。
個展期間中に何度も足を運んでくれたある品の良いおばあちゃまから、こんな美しい襤褸の端布を戴いた。展示を見ていると、差し上げたくなったという。時間があったら、家まで来て、下さいますかといわれた。今日は、もう、新幹線に乗って帰るだけだったので、朝、伺いますと約束をした。なんとかバスに乗り、家にたどり着く。掃除もしていないくて、ごめんなさいと、おっしゃる。とんでもない、きれいに、塵ひとつ無い。2階に上がると、何十年もかかって収集したという、木綿の縞、絣、藍無地が、行李にきちんと並べられている。やたら織り、丹波布もある。独り暮らしで、娘さんも、誰も、興味がないという。お好きなだけ持って行って下さい。買わして下さい。と言うと、それは駄目です。困った。要らない人にはゴミ同然だが、価値が分かる人には宝の山。お金で売ってくれるなら、良いのだが。
では、孫の服を作るだけの分だけ分けて下さい。とお願いした。少しだけ。又、来年も、個展の予定が入っていますから、それまで、お元気でいてくださいと約束して玄関を出た。優しい、品の良いおばあちゃまは笑顔で手を振って見送ってくれた。
今日で最終日です。福井県の古布大好き人間の多さには驚きました。沢山の方が見に来てくれて、感謝です。又、頑張ります。
接客しながらも、孫みちるのワンピース仕上げましたよ。