「昨日、オスプレイが厚木基地に経由して、御殿場の米軍キャンプへ着いたんだってよ。」
「なんだーそのオスプレイてなんだべー」
「おめえー、オスプレイて知らねえのか?
オスプレイていうのはよー、アメリカの兵隊を輸送する垂直離陸輸送機ていうだべー。なんだてよー、操縦が普通のヘリよりも難しくて、今まで4回も墜落事故を起こして、30人が死んでいるんだー。未亡人製造機なんて言われているんだべー。アメリカじゃーオスプレイの墜落や自然環境破壊で、訓練が中止されてることもあるんだぞー。」
「何でそんな、おっかねえもの日本で飛ばすんだべー。」
「うんだ、米軍には日本国内で、行動を制約されないという地位協定ていうものがあってよー。日本は手も声も届かねーんだ。政府は日本全国に飛び回ることを認めたんだー」
「中央林間は森があって静かな環境なんだけどよー、厚木基地の米軍戦闘機の訓練の時の爆音はひでえーよなー。
テレビは聞えないし、電話も出来ない。朝早くから夜中まで爆音の日もあるだよー。まるで、戦争が始まったような爆音だ。またオスプレイなんて、飛び回ったら、大変だー!。オスプレイ・ノーの声を上げなければいけねえな!」
「うんだ!」
フレンッエのピット(芸術)祭りも昨日で終わり、ピサから、フレンッエに戻ることになった。
何しろ、「ピット」が開催されるこの1週間はホテル代は3倍。どのホテルも満室であった。
7日間も滞在したピサの町もそれはそれで、楽しんだ。
12時ごろフレンッエに着いたが、ホテルに荷物を預けて、アルノ川左岸にあるサント・スピリト地区のピッティ宮の中にある
パラテイナー美術館に行くことにした。
ウッフィッイ美術館はいつも長蛇の列ですが、左岸にあるこの美術館は比較的空いていてすんなりと入ることができる。
ラフアエロとテッイアーノの作品が展示されている。
以外と穴場なのですよ。
イタリアの美術館はカメラはフラッシュを使わなければOK 。
今日は、ピサから、列車に乗って30分のルッカの町へ再び行った。
何度行っても、何かを感じ、発見し、癒される小さな町。ルッカ。
きょうは、ゆっくりと、城壁4,2キロを歩いてみよう。
ルッカは日曜日が蚤の市があるので行こうかと思ったら10時20分発は運休。次は
12時20分しか無い。フレンッエ行きの列車が丁度来たので、こちら方面に行くことにした。
フレンッエまで1時間ほど。
フレンッエを見下ろす、フィエーゾレの丘に行くことにした。
市街地から約8キロの丘に広がるフィエーゾレの丘からのフレンッエの展望は
素晴らしい。バスで30分で到着。
ガイドブックには駅前から7番に乗ると書かれているが、今は、駅前からは出ていません。
サン・マルコ広場から出ています。
写真がダブってしましましたが、1度入れると抹消の操作が難しいのです。
ピサ駅から9時47分のトリノ行列車に乗る。
およそ50分でLa spezia の駅に着いた。
ここからバスで約40分の世界遺産ポルト・ヴェネーレに向かう。
La spezia 駅前から「地球の歩き方」のガイドブックによると
すぐにバスが出ているような書き方だが、道行く人に来てもあっちだ
こっちだと説明するばかり。マイカーや観光バスで行く人ばかりで、
路線バスを使う人はあまりいないのかもしれない。
20分ばかり、探した挙句やっと停留所を見つけました。
バスに乗ること40分。
断崖絶壁のカラフルな建物とリヴェリア海の美しい海が、バスの窓から
見えてきました。
ここにはリゾート地でもありますが、13世紀に建てられたゴシック様式の
サン・ピエトロ教会が有名です。小さな町なので、歩いて回れます。
帰りはバスを間違えてとんでもない山の方に行ってしまい、
2度ほど、バスを乗り換えてやっと、駅に戻ってきました。