8時には雨も上がりました。
11時には、HP を見たというお客さまが新幹線に乗って名古屋からいらっしゃいました。
何時に家を出られたのですか?と聞いたら7時だそうです。
ひゃー!HPを見ているので、なんでも知っていること。
イチゴジャムから、縮緬雑魚から。孫みちるの事まで。
昔と違う、情報の伝達ですね。
おにぎらーず作って置いて良かった!
ブログ投稿の写真は恥ずかしいのでダメとのこと。
学研「古布に魅せられた暮らし」はずーっと買っている方です。
1年前から、私の掲載ページを見て、古布を上手にモードとして、
デザインしている方だと思い、絶対アトリエに来てみたかったとのこと。
念願が叶いましたと喜んでおられました。
材料の棚を見てびっくり。布の収集からして違うのですね。と言われました。
今日は、お客さまが少なく、ゆっりとお話出来たことも、とっても良かった。
みんなに喜ばれる良い仕事をしていきたいですね。
先日、競り落としたベニ花染木綿布を洗濯して干しました。
昔は、山形のベニ花は、京都の友禅染、化粧品、漢方薬に使われ、
江戸中期記録によると。ベニ花の収益は、稲作の3倍に匹敵したと知られています。
露地いちご、採りたてで安かったので4箱買いました。
月曜日からの中央林間アトリエ和展にみえたお客さまにご馳走しましょう。
アトリエ和 展示会は
神奈川県大和市中央林間5-17-13
2015年6月8日(月)~10日(水) 11時から5時まで
梅雨入りの季節に咲く菖蒲。
伊勢原JAに野菜を買いに行った帰り道に寄りました。
でも、この風景も今年が最後とか。
伊勢原市が個人の田んぼに
補助金を出さないことになり、個人ではとっても管理が出来ないので
全部抜いてしまうそうです。
えっ!本当!
毎年、この菖蒲の花を楽しみに愛でている人たちがいるのに。
ひどい話。こんな見事な菖蒲畑。花が可哀想です。
みんな、市に文句を言うと言っていました。
市に文句を言おう!
競り場で落とした、麻着物を、その場で解いていく。
目と耳は次から次へと出る、布に釘ずけだが、
手は空いている。
競り落としたきものを、握りハサミで、解いていく。
翌日の夕方家に戻ると、すぐに、洗濯して干す。
朝、取り込み、アイロンがけ。
シミやあなを塞ぎ、デザインして服に仕立てていく。
古布の服を仕立てるのは時間、手間、そしてお金(その会場にいく、旅費、宿泊費)
がかかります。
商店で買ように、好きな品物をお金を出せば好きなだけ
買える訳ではなく
稀少となった、布を、大勢の業者さんの中で競り落とすのですから
大変な、労力なのです。
特に私が必要とする藍木綿、麻は、少なく、
絹物に比べると1割以下しか出て来ません。
いいえ、私のイメージに湧く物と言ったら、それ以下でしょう。
体力のみ。
これも好きでなければ、続かないでしょうね。
好きな仕事を30年近くも続けている私は本当に幸せ者なんでしょうね。
私を支えてくれる、家族、ファンのみなさまに本当に感謝します。
まだまだ、ギネス登録されるまで、頑張りますよ!