杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅|古布の服・襤褸・酒袋・パッチワークの販売

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

アトリエ和 襤褸 神奈川 横浜市 大和市

プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

最近の記事 月別アーカイブ
佐渡千石船博物館へ。

佐渡千石船博物館へ。

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江戸時代西廻りの日本海航路として、北海道松前から大坂まで、荷物を、運搬しました。 この白山丸は復元。

江戸時代に西廻りの日本海航路として、北海道松前から大坂まで、荷物を、運搬しました。
この白山丸は復元。

2015年8月29日(土)
いざり機で裂き織りを織っています。2時間で30センチ。ふー。

いざり機で裂き織りを織っています。2時間で30センチ。ふー。

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裂き織りに裂いた布。

裂き織りに裂いた布。

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2015年8月28日(金)
佐渡の升酒。積み上げました。うめえ〜!

佐渡の升酒。積み上げました。うめえ〜!

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2015年8月28日(金)
佐渡金山、水道跡地にて。 ペルーのマチュピチュのよう。

佐渡金山、水道跡地にて。
ペルーのマチュピチュのよう。

道遊の割戸。 山が大斧で立ち割られたように、割れている。 むすうの奴隷ともいうような、人間が、ノミと槌で山を割ってつくられた、跡である。 平成元年に閉山。

道遊の割戸。
山が大斧で立ち割られたように、割れている。江戸時代、多くの、戸籍の無い無宿者が、佐渡に、送られ、過酷な鉱山の労働をさせられ、3年から5年で奴隷のように働かされ、死んでいった。人間扱いされない奴隷のようなひとたちが、ノミと槌で山を割ってつくられた、跡である。
平成元年に閉山。

 

 

 

 

 

 

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2015年8月28日(金)
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佐渡で裂き織りを織ってみました。

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2015年8月28日(金)
佐渡のお酒は美味しい!

佐渡のお酒は美味しい!

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日本の原風景が残る、佐渡に旅しています。image

2015年8月27日(木)

義妹が月1で発行している「鹿児島便り」No35届いた。

 

毎月楽しみにしている。

 

よくまあ毎月、素敵な便りを書いて送ってくれるものです。

 

本当に感心します。

 

 

最後のページに大好きな茨木のり子さんの詩が載っていました。

 

茨木さんは10年ほど前に亡くなられましたが

 

義妹はお葉書を戴いてとても大切にしていたようです。
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自分の感受性くらい            茨木のり子

 

ぱさぱさに乾いてゆく心を

 

人のせいにするな

 

みずから水やりを怠っておいて

 

 

気難しくなってきたのを

 

友人のせいにするな

 

しなやかさを失ったのはどちらなのか

 

 

苛立つのを

 

近親のせいにするな

 

なにもかも下手だったはわたくし

 

 

初心消えかかるのを

 

暮らしのせいにするな

 

そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

 

 

駄目なことの一切を

 

時代のせいにするな

 

わずかに光る尊厳の放棄

 

 

自分の感受性くらい

 

自分で守れ

 

ばかものよ

 

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2015年8月24日(月)
秋はそこまで。

秋はそこまで。

2015年8月23日(日)

睨みをきかせている、武将。

 

最初に作った時、節句旗の武者絵は、派手過ぎかな?と思っていました。

 

以外にも、顔の大きな武将の顔から売れたのには、驚きました。

 

ヘェ〜。

 

来月スペインのドビンボウ旅行用に節句旗から作りました。

 

これ、中々の海外旅行には、かなりの優れものです。

 

個人旅行ですので、自分の身は自分で守らなくてはなりません。

リバーシブルです。 こちらにも、隠しファスナーポケットがついています。

リバーシブルです。
こちらにも、隠しファスナーポケットがついています。

ファスナー付きポケットが2個付いています。 出しやすく、安全性があること。 上から、ジャケットやオーバーブラウスを着れば、分かりません。

ファスナー付きポケットが2個付いています。
出しやすく、安全性があること。
上から、ジャケットやオーバーブラウスを着れば、分かりません。

 

 

 

 

パスポートは、旅行中、何度も出しますので、身に着けて、出しやすい事。

 

現金、カードも身につけておく。

 

ミニスカートエプロンで、3箇所に隠しポケットがついています。

 

 

 

出し入れしやすく、安全です。

 

改良に改良を重ねました。

 

紐も丈夫な半纏の襟でミシンで何度も縫いました。

 

 

武者が睨みつけます。恐いよ!

 

 

 

 

 

 

 

2015年8月22日(土)

古布で服を作る場合、第一に気を付けていることは、力(りき)があるかどうか、

 

色落ちはしないかどうか。

 

コレクターとして飾っておくだけなら、洗濯など絶対にしないが。

 

服として着る場合には、かなり荒いテストをします。

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洗濯機で洗い、濡れているうちに、思いっきり、縦横斜めにひっぱる。

子持ち筋。 旗の上にある2本の黒い帯。 太い黒が、父ちゃん。 細いのが母ちゃん。 真ん中の白い部分が子どもと言う意味です。 昨今は太いのが母ちゃんかな。

子持ち筋。
旗の上にある2本の黒い帯。
太い黒が、父ちゃん。
細いのが母ちゃん。
真ん中の白い部分が子どもと言う意味です。
昨今は太いのが母ちゃんかな。

 

 

 

濡らさなければ、なんとも無っかった布が、紙のように裂ける。

 

模様が全く無くなる。

 

黒は染めるとき、鉄分が入っていて、時代と共に酸化してきます。 カーボン紙のように、ボロボロになります。 私は、競り場で、色、臭いだけで、老けて使いものにならないのが、わかります。 水を通して使い込んだ物は強いですが、大事にしまっておいた物ほど弱っています。

黒は染めるとき、鉄分が入っていて、時代と共に酸化してきます。
カーボン紙のように、ボロボロになります。
私は、競り場で、色、臭いだけで、老けて使いものにならないのが、わかります。
水を通して使い込んだ物は強いですが、大事にしまっておいた物ほど弱っています。

 

 

 

色が他の箇所に移ってしまう。

 

イチカバチのところです。

 

厳しいテストに合格した布だけが、デザインされ、服に仕立て上がっていく。

 

古布だから、弱いので、破れて当然のような事を言う人がいます。

 

「買って間も無く破れてしまった。」

 

「洗濯したら、色落ちした。」

 

 

苦情を言いに行ったが

 

古布なんだからと取り合ってくれなかった。

 

「もう二度と古布の服は買わない」

 

という話しを耳にします。

 

そんな服をお客さまに売ってはいけません。

 

この幟旗は明治の物でかなり古いですが、服を作るには

 

合格。

 

後、大事な事は、メンテナンスです。

 

破れたら、何年たっても、無償にて、修理してあげる。

 

持って来たことに感謝する事。

 

今まで以上に良い物に蘇る。

 

これが古布作家の真髄というものです。

 

言い訳、反論は愚の骨頂。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年8月20日(木)
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