父・大谷季義の訟廷日誌|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

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プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

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ここに17冊の父の訟廷日誌がある。

昭和42年から昭和58年までの17冊。

脳出血で倒れるまで弁護士活動をしたのは

たった17年間しかない。

小さな文字で毎日の予定が蟻ん子のような小さな字で

書きこまれている。

一日の休みも無く、激務であったが、

正義派の弁護士であることに誇りを持ち、

弱者を救う事を天命とした父であった。

もし、今、生きていて、昨今の不祥事を起こす

金儲けのことしか考えない弁護士に対し

烈火のごとく怒るに違いない。

ユダヤ人を救った外交官杉原千畝やドイツの実業家

オスカーシンドラーのように

父は多くの弱者を救った。

新宿西口広場で脳出血で63歳で倒れた。

17年。あまりにも短い弁護士活動であった。

父がいつも口にしていた言葉。

「弱い者をいじめてはいけない。

正義は必ず勝つ。」

父はどんなに忙しくとも、家族への愛は忘れず、

かっこちゃんの誕生日とか、母幸子さんへの

感謝の気持がこの訟廷日誌から

窺い知る事が出来る。

私の宝。

2014年6月15日(日)
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