今日は初夏を思わせるような天気です。
新聞に載っていた「日本初の女性報道写真家ー笹本恒子 100歳展」
が横浜の日本新聞博物館で開催中です。
カメラを手にして75年。
今も、撮影、執筆に忙しく
もっと時間が欲しいとか。
先日もテレビに出られていた。
若い。綺麗。はつらつとしています。
体も柔軟で両手が床に付けられます。
100歳。。
笹本恒子さんは日本で初めての女性報道写真家。
彼女の被写体になる女性の表情が、素晴らしい。
明治生まれの
壺井栄。
加藤シズエ
沢田美喜。
櫛田ふき。
三岸節子。
淡谷のり子。
等々。
そうそうたる女性。
彼女たちの凛とした真の強さの内面を描きだし
撮影している。
テレビで「何故そんなにお若いのですか?」
との質問に
「それは、好奇心を失わない事。」
「いつも、お洒落であること。 」
そして、話す時の声に張りがありますね。
20世紀最大のチェリスト パブロ・カザルスの本に
こんな言葉が書かれていた。
「私はこの誕生日に93歳を迎えた。
勿論若いとは言えない。何しろ90歳を上回ったのだから。
しかし年齢は相対的なものだ。人が、仕事を止めずに、周囲
の世界にある美しいものを吸収し続けるならば、
年齢を重ねることが必ずしも老人になることでないことが
分かるのだ。
人生は私にとっていよいよ魅力的なものになっている。」
ーパブロ・カザルス 喜びと悲しみー
私の目標。
2014年4月5日から6月1日まで。
横浜日本新聞博物館。
2階展示室。
このビルは横浜関内の日本大通りの前にあり、
昔は三井物産ビルと云って、
天井が高く、石で出来た昭和初期の建物。
階段の石のすり減り具合が歴史を
感じます。
若い頃、よく仕事で、来た建物で、
懐かしい。