暑い!暑い!ばかり言っていられない。近くの映画館へ、今、評判の宮崎駿監督のアニメ映画「風立ちぬ」を見に行く。夏休みとあって館内は満席であった。主人公は日本の戦闘機ゼロ戦を設計した、堀越次郎の物語である。監督が実在の人物をモデルにしたのは初めてとか。ゼロ戦という戦闘機を作った人物をどう評価するか、、大正から昭和へと日本が戦争に突入する時代を描いている。関東大震災のシーンも圧巻です。これがアニメか驚く。大正から昭和の社会の様子や日本の原風景が美しかった。最後に主人公の堀越次郎がいう言葉。「私が設計したゼロ戦に乗った若者は一人も帰って来なかった」。今の平和憲法を考えるうえで、是非、多くの人に見てもらいたい映画です。
2013年8月12日(月)