シャンポール城から30分くらいバスに乗ったところで、シュノンソー城に着いた。この城は16世紀にシェール川を跨いで建設されている。シュノンソー城の国王アンリ2世には20歳年上のデイアーヌ・ポアテエという愛妾がおり、才色兼備の女性であったようだ。シュノンソー城の造園工事や事業に革命的な能力を発揮したという。本妻であるカトリーヌ・メデイシスの庭園より、愛妾のデイアーヌの庭園が何倍も広いのですから。本妻であるカトリーヌは相当頭にきていただろうなあ。それが証拠にアンリ世が死ぬとカトリーヌは摂政となってデイアーヌを城から追い出してしまいますから。女の争いは怖いですね。この城の川をまたがる厨房が、またまた素晴らしい。川から食材を運んで、晩餐会を催していたんだろうな。とにかく、各部屋に活けられた花が美しかった。
2013年6月28日(金)