北村先生との思い出|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

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プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

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20年前に、東京国立の大きなギャラリーで、個展をした時の事。
何枚か先生から幟旗をお借りした。
個展の初日にキャップを被ってジャンパーを着た男性が壁に飾られて幟旗を見ていた。一通り見ると私のとことに来て「こんなに幟旗を飾ってくれてありがとうございます」と深々く頭を下げられた。
なんと、その人は北村先生だったのです。
その言葉は私が言う言葉です。

東京大崎のウエストギャラリーでの江戸期幟旗展での事。
先生が玄関迄送って下さった。
私が「先生、私は、今まで、自分が無知であることに気が付きました。
服にするべくではない幟旗にバンバンとハサミを入れて切り刻んでしまった。
恥ずかしい限りです」
すると先生は「良いではありませんか。あなたは杉浦ワールドを作ったではありませんか」
ポーンと背中を押された感じでした。
それからは服にするものと、いけない物を考える様になりました。
どうしても服にする時は手を合わせ般若心経を上げています。

先生が亡くなって3年。
世界に誇れる日本の宝。
北村コレクション。
白河藤田記念博物館での展示を先生が1番喜ばれているのでは。

故北村勝史先生と 学研の取材

故北村勝史先生と
学研の取材

2022年6月25日(土)
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