東銀座の東劇に40年以上まえの映画「黒部の太陽」を見てきました。出演者がほとんど亡くなっている俳優ばかりなので、とっても懐かしいスクリーンだった。戦後の日本復興に建設された黒四ダム。世紀の難工事に何百人の人が命を落とした。苦闘と人間ドラマを描いた石原裕次郎と三船敏郎主演の映画。見応えがあった。製作費は今のお金にして13億を超えるとか。これも、高度成長期に作られたからできたのかな。現在の原発など、想像もしなかっただろうな。
上映時間3時間半。
終わって、ふと見上げると、新しい歌舞伎座の工事がほぼ終わって、真っ白な建物にシャッターを切った。時代はどんどん変わりますね。
2013年1月31日(木)