母親を看取る|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

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プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

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30年前、父が脳出血で倒れ、草津温泉奈良屋旅館 で療養に行った時の写真。 母60歳。父67歳。 隣が私。若いね。

30年前、父が脳出血で倒れ、草津温泉奈良屋旅館
で療養に行った時の写真。
母60歳。父67歳。
隣が私。若いね。

 

 

昨日10月14日午後3時5分。

母は、父の元へと旅立った。

大正14年生まれ。寅年。享年91歳。

今年の7月まで、お茶を教えていた。

意思が強く、毅然とした、弱音をはかない、気丈な女性。

前向きで、決して物事を悪く取らない。

よく笑う。人に感謝をして、いつも「ありがとう」という。

人を恨むことは一番いけないこと。と何時も言っていた。

何をするにも私の指針でした。

 

1週間、酸素マスクの母。

痛い痛いと苦しんでいた。

泊まり込んで寝ずの看病した。

その中でも母と娘で色々な話もした。

苦しみ痛みが消えた後、

すーと逝ってしまった。

親の死。

誰もが通る道。

母から伝授した、おこわを桶いっぱい作り、

枕元にお供えした。

暫く苦しい日が続くと思いますが、

頑張ります。

寂しい秋になりそうです。

2017年10月15日(日)
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