杉原千畝を知っていますか?
外交官杉原千畝は第2次世界大戦中にリトアニアで日本領事館に赴任。
ナチスドイツによって迫害され避難民となっていたユダヤ人に
日本政府に背き日本通過のヴィザを発行し、
6000人の命を助けた勇気ある「日本のシンドラー」とも言われている外交官です。
主演唐沢寿明。
戦争の悲惨さ。大国の武力による侵略。大量虐殺。
戦後70年というが、同じ事を繰り返す人間の愚かさ。
小さな子どもが目の前で母親を殺され逃げ惑う場面では、
今のシリア、イラクの空爆と重なり、胸が苦しくなる。
この世界から戦争は終わらないのだろうか?
多くの人に見てもらいたい映画です。
この映画で、杉原千畝が学んだ
旧満洲ハルピン学院創設社者後藤新平の言葉が2度も出てきます。
それは
「人のお世話をするように
人のお世話にならぬように
報いを求めぬように」
この精神をずーと持ち続けた人なのでしょう。
勇気ある外交官杉原千畝。
2015年12月6日(日)