あんまりお天気が良かったので、父のお墓参りに。
家から車で20分。相模原市立の公園墓地まで。
この公園墓地は、広々としていて何時いっても気持ちが良い。
大山連山が見えて、空も広い。
途中、小菊を農家の方から「取り放題持っていきなー」と言われ、
明日の広尾個展の分も沢山採って来ました。
墓前に菊の花を供えて、手を合わせ、父の事を偲んだ。
兎に角、めちゃくちゃ明るい父であった。
柳家金語楼と良い勝負。
兄弟の真ん中の一人娘だったが、とにかく可愛がられた。
何時も手をつないで歩いていた。母 はそんな姿を「バカな親子」といって笑っていた。
親バカも甚だしく、
お客さま が見えると「かこちゃん、あの作文持って来なさい。」と言って読ませるのである。
「この子は文才があるんですよ」
読書週間のポスターが佳作になれば、「この子は絵の才能があり、将来は画伯になります。」
ちょっと下手なピアノを弾けば、「この子は天才です!」
肩こりがして揉んであげようものなら
近所中に「うちのかこちゃんは親孝行なんです。私の肩を揉んでくれたんです。
こんないい子は見たことがありません」
もう、ここ迄くれば、親バカも大したものだ。
期待したわりには、大した人間になっていないが、、、、、。
こういう風に、育てられた、私です。
はははー。
父と廊下で「一丁やるか!」と言って、相撲をとった事が懐かしい。
墓前に手を合わせる。
明日から東京広尾で個展が始まります。