麻のパンツ|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

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プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

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オーソドックスな麻パンツ。能登上布と昔懐かしい縮みです。

オーソドックスな麻パンツ。能登上布と昔懐かしい縮みです。

 

 

やっぱり麻のパンツは人気です。

 

暑い夏は、何と言っても麻パンツです。

 

試着した方は、間違えなく、「楽!涼しい!」の歓声をあげる。

 

特に、上布、小千谷縮の素材です。

 

パンツを作るとき気をつける事は、

 

まず、布に力があること。弱っていないこと。

 

古い布ですから。

 

透けないこと。

 

洗濯に耐えられること(夏物は毎日洗いますから)

 

そして、縫製です。パンツは後ろは、力が入ります。

 

丈夫に縫わなくてはなりません。3度ミシンをかけます。

 

そして、ポケットは貼りポケでなく、袋になった、大きな、内ポケットです。

 

パンツは格好もの。如何に、スッキリと、足を長く見せるか。

 

動きやすいか。

 

ちなみに私が洋裁を習っていた時、

 

先生に「どうしたら、そんなに綺麗に縫えるのですか」と聞いたら

 

 

「コツを教えましょう。それは、まめなアイロンとミシンです。そして、しつけです。」

 

40年も前に習った、洋裁の基本的な技術。

 

まず、裁断する前に、布を洗い、アイロンで地の目を通す。

 

きちんと型紙を取り、切りびつけをする。

 

見えない所の始末。仕上がりの美しさ、着崩れない。

 

これって、結構大変です。

 

手間がかかるが表には見えない。

 

 

 

何でも、物事って、基本が大事なんだろうな。

 

今になって生きているような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

2015年7月26日(日)
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