23歳の時に、西麻布の日本料理屋に務めました。かなり有名なお店です。
その前に勤務していた店は殴る蹴るがひどくて、飛び込みました。
しかし、そこも朝出勤する時に、挨拶は「今日も一日ダメ人間!」て云えとイジメられました。
毎日、毎日が苦痛でたまらなかった。
毎日殴られたり、蹴られたり。仕事が楽しいなんて思わなかった時期です。さらに悪循環。
イジメられるのを毎日覚悟しての出勤。膜を張ったような視界の世界。
イジメは本当に良くないと思います。
その後、かなりアウトローの世界にいました。
もう人生はダメだなと思っての生活。
で、又料理の世界に戻って来ました。
なのでイジメの無い世界をつくろうと思いました。
人と人が信頼関係を持てる会社です。
それが、レストランシチリアです。
僕は何を言ってるのでしょうか。
ただ、今は仕事が楽しい。
お客さまにスタッフに。家族に。関わる人全てに感謝です。
何を言いたいのでしょうか。
ダメな人間なんて一人もいないって言いたいのです。
仕事が楽しいのは、人生で幸せな事と言いたいのです。
私、母親はこのブログを見て、涙を流しながら、不自由な左手でキーボードを打っています。
そんな、辛いことは私に話したことはありません。心配かけたくなかったのだろうな。
優しい子ですから。
イタリアンレストラン鶴間シチリアをオープンして4年。評判も良く、沢山の良いお客さまに支えられています。
4年間必死で頑張ったかいもあり、今年9月に大和に第二店舗がオープンします
幸せな事です。
涙がとまらない。