フレンッェ郊外にあるフェーゾレの丘は、フレンッェ発祥の地と言われている。バスでガタガタ道を登る事 30分。オリーブ畑や、糸杉にかこまれたフレンッエ貴族の館がある丘の上にある。バスを降りて雪の残る急な、坂道を登りきったら、眼下にフレンッェを見下ろす素晴らしいパノラマがひろがる。遥か遠くにドーモが見える。赤瓦の屋根が何百年と変わらない歴史を伺える。フレンッェの街は丘陵に囲まれた、盆地の中にあることがこの丘にくると、良く分かる。 500年前の人が、イタリアを歩いても、何の変わりも無く同じ景色を見るだろうと言われている。今日はここで骨董市場が開かれということだったが、あまりの寒さに、何にもでていなかった。Barもレストランも閉まっていて、益々寒くなったので、バスに乗って、中心街に帰った。午前中はまたまたメディチ家礼拝堂の前をとおったら、入り口で誰も並んでいなかったので、見学した。メディチ家の墓所で 8角形の礼拝堂の床や、壁画は、大理石や高価な宝石をふんだんににつかい、メディチ家のいかに凄い財力、権力を持っていたかに圧倒された。今日も充実した1日であった。やっ
と、太陽が、のぞいた。明日は列車に乗って近郊の小さい街ルッカに行きます。