長男崇のブログより|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

アトリエ和 襤褸 神奈川 横浜市 大和市

プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

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「怒り」

 

僕が、一番気をつけているのは「怒り」についてです。

 

料理をやる責任者は、この怒りをコントロール出来ている人は少ないです。

 

何故なら怒りを受けながら修業してきて、技術だけでなく、

 

人格も形成されてきたので、怒りが当然のコミニケーションだからです。

 

他にも長時間立ち仕事だから、イライラするとか、お給料が少ないとか、

 

後輩のミス、将来が不安とか、色々あります。

 

要するに気をつけないとブラッキーになりやすい業種です。

 

 

僕も、正直、レストランをオープンして3年位はこのスパイダルに落ちました。

 

怒りが習慣になるのです。

 

責任が自分の器を越えるとこうなるのです。

 

これは一部の職人さんや、料理人の昔からの悪い習慣だと思います。

 

まして怒りは、暴言や暴力につながります。

 

これも、悪い習わしです。

 

なので、お店や会社から怒りをどうやって排除するかが今後の飲食業のキーポイントではないかと思います。

 

先ずは怒って教えたり、鍛えたりすることが、ナンセンスだよ。と思う習慣が大切だと思います。

 

体罰は必要とか、それは、もう最低です。

 

なので、そういう料理人に言いますが、

 

どんな人でも親がいます。

 

家族がいます。

 

その親の前で暴力、暴言できるの?

 

できないでしょ。そこ迄の覚悟もないでしょ。

 

下だから、やるんでしょ。上にもやれないでしょ。

 

クビになる覚悟などないでやっているんでしょ。

 

捕まる覚悟ないでやっているんでしょ。

 

で、上が出てきたら、ふてくされながら、謝るんでしょ。

 

で、反省しないもんね。

 

習慣になってるもんね。今の時代の子はとか言うもんね。

 

ほら、だから3流。

 

 

「強さではなく、優しさで。

 

恐怖心ではなく、誇りで、人を動かしなさい」

 

ジョン、ウエデン。バスケットボールの名監督。

 

いい言葉です。

 

* 神奈川県大和市鶴間でイタリアンレストラン’シチリア’を経営

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年5月12日(火)
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