朝の森散歩行ってきました|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

アトリエ和 襤褸 神奈川 横浜市 大和市

プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

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草イチゴ

草イチゴ

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こころの小径

 

 

 

一時間、家を早く出て、駅の反対側になるのですが、遠回りをして、森散歩行ってきました。

 

少し濃くなった木々。

 

鳥のさえずり。

 

赤い草イチゴ。

 

思い切り深呼吸。

 

縄文原人、生き返った!

 

 

広尾で、3回、個展をして、気がついたこと。

 

広尾個展のダイレクトメールはほんの、親しい人10枚位しか、出していない。

 

 

つまり、お客さまは広尾の商店街を歩いている

 

たまたま入ってきた一見さんの方ばかりである。

 

古布の事も全く、知識も無い方が大半。

 

 

筒描きも知らない。幟節句旗と大漁旗の区別も分からない。

 

自分の箪笥にある、絹ものの着物の知識はある。大島紬とか、帯とか。

 

私の服の素材は祝い節句旗、大きな幕の紋、鯉のぼり、奉納旗、暖簾、野良着、風呂敷などなど。

 

都会では滅多に見られない布であり、手にも入りにくい。

 

初めて見たお客さまは、キョトンとして、私が説明しなければ何の布か分からない。

 

購入して下さる方も

 

古布が好きなのではなく、良いから、買ってくれるのである。

 

若い人も、見たこともない面白い服だから、感動してくれる。

 

良いものは良い。

 

変な、先入観も無い。

 

古布であろうと、なかろうと、良い物は時空を超えてよいのである。

 

 

 

でも、古布が稀少になったからといって、昨今、大量生産でプリントして古布風で

 

売られている。絣、筒描き、半纏、襤褸、幟などなど。

 

結局、それ風、まがい物は着ていても、愛着が出ず

 

すぐ飽きて、捨てて、ゴミになるだけである。

 

物を大切にする心が育たない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年5月12日(火)
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