昨日、福井の女性で長年に亘り、収集され
断腸の思いで手放された布たちが、
今日、私のところにやってきました。
段ボールを開けて、布を出してみました。
感無量になりました。古い布が好きで、あっちこっちの骨董市で集められたという。
本人のご高齢。
家族の方は全く興味がなく、このままだと、捨てられる運命だと。
かといって、業者にも売りたくはない。
私は、一枚一枚、布を手にし、これは、服にすべきではない。
日本の文化として、このまま、保存して、多くの方に手に取り、
私が開催する個展には、展示いたします。
皆さん、どうぞ、先人の女性の素晴らしい、木綿の染め、織りを
見てください。
勿論、非売ですけれど。
2015年4月21日(火)