四国から|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

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プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

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靴屋さんの風呂敷。アサヒくつとか、學友靴、何だか、笑えるね。

靴屋さんの風呂敷。アサヒくつとか、學友靴、何だか、笑えるね。

北村氏所有の鐘馗さま。江戸期。名のある絵師が描いたとか。

北村氏所有の鐘馗さま。江戸期。名のある絵師が描いたとか。ど迫力!!

北村勝史氏所有の奉納旗

北村勝史氏所有の江戸期の奉納旗。魂の入れ方が、違う。

昭和10年。藍に白抜き文字。稲荷大明神。四国のもの。

昭和10年。藍に白抜き文字。稲荷大明神。四国のもの。

明日は天気が崩れそうなので、

洗濯三昧。

鍾馗さま。ちょっと迫力がないかな?

鍾馗さま。北村コレクションと比べると、ちょっと迫力がないかな?でも、服には、間向き。

奉納旗。これでも、昭和初期のもの。

奉納旗。これでも、昭和初期のもの。

幟収集家の第一人者で北村勝史氏によると明治39年以降の幟旗は「生命の安泰を願う祈り」から「金儲けの祈り」

に祈る対象を変えてしまい、したがって絵柄も定型化し、金のご利益があるように華美な化学染料による色彩、省力化のための

型染の世界に急速に変化していった。この時期の旗には、生命の安泰の祈りは無いので、使用されなくなった幟旗はリフォームの材

料に供されて、新しい服として再生されても良いと思う。

と北村氏は語っている。

更に北村氏は過酷な生活環境の下、日々生命の安泰の祈りを願った、明治39年以前の江戸民衆の「祈り」拠り所であった幟を、切り

刻み、衣服に再生するべきではないと述べている。

これも、昭和の奉納旗

これも、昭和の奉納旗

緋鯉鯉のぼり。これからは旬のファッションです。 なにが出来るかな?鯉のぼりの服はまかしておいて!

緋鯉鯉のぼり。これからは旬のファッションです。
なにが出来るかな?鯉のぼりの服はまかしておいて!

 

鯉幟は江戸中期位から、幟旗の脇役とし登場し、やがて独立したものです。明治末位までは、基本的には紙製で、黒幟

だけでしたが大正以降から木綿製のものが多く普及されました。

金太郎さんが鯉にしがみ付いています。この頃、この柄は滅多に出なくなりました。

金太郎さんが鯉にしがみ付いています。この頃、この柄は滅多に出なくなりました。

2015年2月7日(土)
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