中央林間から両国までの電車の中で
こんな記事。
3・11後を生きるの風刺画
緑の中の火山 本田亮
海底地形も記された地図で日本列島をじっと見詰めてみると
日本は巨大なプレートの端っこにあり、その切れ目にはいくつもの
海底火山もあることに気が付く。
列島は微妙なバランスの上にあるのだと実感させられる。
地震、津波、噴火、、、、太古の昔から、大きな天災と付き合わざるを得ないのが
宿命だった。
九州電力川内原発から3キロほど離れた畑の脇に、三万年前の巨大噴火による
火砕流の堆積層を見に行った。
開発が進み、どのくらい広く積もったかはっきりしないが、
厚さは、5メートルほどある。層の切れ目はないから、一気に火山灰が積もったようだ。
こんなものが降って来たら、人間はひとたまりもない。
火山の脅威に、原子力規制委員会は、楽観的な見方をし、川内原発が寿命を迎えるまでの間に
「巨大噴火はないだろう」という。
噴火を予知出来ればいいが、火山学者は
「現在の技術では無理」と口をそろえる。
2014年11月22日(土)