両国個展4日目|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

アトリエ和 襤褸 神奈川 横浜市 大和市

プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

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午後から降り始めた雨で、きょうは、ギャラリーは静かです。

両国にくる迄の電車の中北村勝史氏の「江戸の幟旗」を読んできたが、

ふと、壁に展示してある服を見ると、これは、大変貴重な旗。

明治三十七年辰三月吉祥月と鳥居の柱に描いてある。

三方に神酒徳利。

知れば知るほど、人々の祈りであった奉納旗に

貴重な旗に挟みを入れることが、おそれおおい。image

鳥居の柱に年号gs入っています

鳥居の柱に年号が入っています

乳(ち)という。江戸時代には出来上がってきた幟を、神社の本殿のような広い部屋に広げ、集落の女性が幟のまわりに座って、願いを込めながら、乳を縫い付けという。それを知ったら、乳を解けなくなりました。

乳(ち)という。幟旗を上げる時、この乳に紐を通す。江戸時代には出来上がってきた幟を、神社の本殿のような広い部屋に広げ、集落の女性が幟のまわりに座って、願いを込めながら、乳を縫い付けという。それを知ったら、乳を解けなくなりました。

神という文字。勢いがあります。imageimage

意味を知ることが大事である。

百年ぶり出てきた奉納旗を着ることで

なにかの功徳があるかもしれません。image

三方にお神酒徳利。お神酒徳利は仮拝殿をいみすると、本に書かれていた。

三方にお神酒徳利。お神酒徳利は仮拝殿を意味すると、本に書かれていた。朱と瑠璃色が綺麗。勿論、天然の顔料です。

2014年11月20日(木)
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