9月23日シラクーサからバスに乗りパレルモへ|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

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プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

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朝8時のバスに乗りパレルモへ向かう。2月に来た時はカタニャーを過ぎた頃から雪をかぶったエトナ山が見えてきたのだが、9月なのではっきりとした姿ではなかった。標高は3323と富士山位。なだらかな丘には、まだ、収穫前のオリーブ、オレンジ、葡萄畑が窓いっぱいに見えてくる。荒涼とした山波の上には、小さな集落があり、どういう人たちが住んでいるのか、想像する。数千年の前の荒れた城壁もみえる。シチリア島を横断する事 2時間。右にテレニア海が見えてくる。海沿いを走って一時間。午前11時にシチリア島州都パレルモに着く。バスターミナルにはマリアが真っ白な服を着て待っていてくれた。8ヶ月ぶりの再会を喜ぶ。マリアの車に乗り換え、行きつけのカペッロという有名な喫茶店でコーヒーを飲み、避暑地スコッベロへ向かう。途中、みちるが火がついたように泣きだした。高速で走る音や慣れない国の空気で疲れがドット出たのだろう。どうあやしても泣き止まなかったが、あゆみさんのおっぱいを飲んで目を腫らして寝てくれた。かわいそうだった。 スコッペロという小さな村に着く。マリアさんの友人の
家を借りて約9日間ここを拠点にして動く事になった。村中の友達に紹介するので「ピァチィレ!」の連発。朝方、台風並の風で寝付かれなかった。今日は次男晶がスペインバルセロナからくる。3ヶ月ぶり。

2012年9月24日(月)
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