シラクーサにて。古布鯉のぼりを着て。|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

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プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

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朝9時にシラクーサの市場に行く。相変わらず、魚屋のオジサンが、大きな呼び込みの声が飛び交している。今年2月にも来たが、良く覚えていてくれて「ジャポネーゼ!」と喜んでくれる。NHKの番組で有名になったオジサンだ。新鮮な魚や野菜が狭い道に並ぶ。トマト、フィノキオ、ズッキニー、フダンソウ、バジリコ等々。魚も太刀魚、マグロ、海老、タコ、白魚、イカ等が並ぶ。毎日、この市場に来て食材を買ったらたのしいだろうな。
シラクーサの街は狭い道がまるで、巨大迷路のよう。どんなに迷っても海に出るし、必ず、来た道に戻れる。今回は何年も閉まっていた教会でカラバッチョのルッチィアの名画を見ることができた。
歩く事4時間。ホテルに戻って2時間ほど休み、今度は考古学公園へ行った。15分ほど、だんだら坂を歩くと、公園入り口につく。紀元前にギリシャ人が作った劇場、プロメデゥスの耳と言われる巨大な石切場が有名。今日は曇りがちの天気だったので、歩いても、暑くなく、快適であった。ギリシャ人の知恵にはおどろかせれる遺跡であった。 夕食は前に行った事のあるトラッタリア に息子のシチリア郷土料理勉強の為に行く。夜7時半にオープンだが30分前なのに、気持良く、中に入れてもらう。アンティパスト3種類、パスタ2種類、ぺスカトーレリゾット、ドルチェ、ビァンコワイン1本。全部で一人1800円。7時40分になったら全ての席は満席。シラクーサッ子はこの安くて美味しいこのトラッタリアが贔屓なのだろう。日本では考えられないレストランであった。 今日の衣装は3人古布緋鯉幟ワンピース。視線が刺されるようでした。

2012年9月22日(土)
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