昨年のイタリア原発建設国民投票で圧倒的な反対多数によって却下された。イタリアには原発は無い。レストラン、バールも夜11時を過ぎればクローズ。大型スーパーも夜8時半でシャッターを閉める。勿論コンビニもない。自販機も無いので街がきれい(日本にある自販機で原発一基に相当するとか。)イタリアの街は夜になると、ケバいネオンは無く、全体が乳白色で落ち着きを醸しだしている。ホテルやパレルモの友人マリアさん、フレンッエのニィルさんの部屋も必要以上に照明は明るくは無い。日本も再稼働反対も過半数を超える。今、真剣に原発の無い国イタリアから、日本は学ぶべきではないか。孫が出来て、この子供たちの未来の事を考えた時、今の大人、つまり企業、政府はもっと目先の利益を追うのでは無く、真剣に今、何をすべきかをかんがえなければならない。イタリアからいろいろな事が見えてくる。日本人が高度成長に浮かれた時代もあり、バブル崩壊後,それによって失なれたものが
多くある。今こそ何か本当に必要なものなのか、真剣に考えなければならない岐路に来ていると思う。
2012年9月21日(金)