来週10月3日からの福井個展の荷造りを朝からえっちらおっちら
して、夕方、運送屋さんが持っていきました。
アトリエが、広く、明るくなりました。
大きな段ボール3箱。
秋冬物のコートはリバーシブル仕立てなので
10枚でも20枚分の重さになります。
気候の変化で何が起こるか分からないので、早目、早目に送ります。
虫の鳴き声がして、朝夕夜はすっかり秋めいて来ました。
古布木綿は秋からが個性的な素敵なファッションが発揮できます。
古布ブラウスを着るとセーターなど全く必要なく、
暖かく過ごせます。
乾燥してくると、昨今の化学繊維は静電気がバリバリおきますが
古布木綿はそんなことはなく、体になじむオーガニックコットン。
100年以上も時代を経て冴えた藍の色は、日本女性の肌を
美しく見せます。
古布は滅びゆく布。
絶対数が決まっていますから無くなれば、
もう、再生することは出来ないのです。
今はプリントや、古布風の布が出回っています。
遠くからみると見間違えるほど。
でも、それは、まがい物。
本物とは全く風合いも、ちがいます。
本物はどんなに、長い間、着ても、飽きることはありません。
益々輝いてくるのです。
暑い夏の間に秋冬コレクションを沢山作りました。
各地の個展会場で皆さまにお目にかかりましょう!
お会いできることを楽しみにしております。