台風11号の影響で風雨も凄かったが、その合間をぬって、
東京公演「ラッキー☆アイランド」を観に早稲田まで行った。
福島は「福の島」。つまり「ラッキー・アイランド」。
この劇団は福島で立ち上げた劇団。
スパース早稲田は小さな劇場。
今日で講演3日目だが、毎日満席だったとか。今日も、台風の風雨の中
満席。あらすじは、福島浪江町の帰還困難地域に3人兄弟が入り込り
こんで、過去、現在、未来が交差するという
というストーリー。
水爆実験で目を覚ました、ゴジラも伊福部昭の音楽と共に登場。
2011年3月11日の大震災から3年半。
復興はいまだに放置されたまま。フクイチと呼ばれる福島第一原発の報道はいつの間にか
メデイアから激減しているこの頃です。
情報がいつも操作されている恐怖すら感じます。
日本で1番危険な場所と言われてる鹿児島川内原発も
再稼働しようとしているのですから、この国はどうなっていくのでしょうか。
今日の劇団ユニット・ラビッツは少し、素人ぽさもありますが、
全員がフクシマ出身ということもあり、言葉一つ一つが真に迫るものがあり
目に見えないものと常に戦っている強い力を感じました。
ヒロシマ、ナガサキ、フクシマと被爆したところはカタカナになってしまうのですね。
もうこれ以上カタカナの県を増やしてはなりません。