古布の服・絣ボレロ|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

アトリエ和 襤褸 神奈川 横浜市 大和市

プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

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絣について

絣のルーツは、インドから15世紀後半に琉球を経て、全国に広がった。昔の庶民が色や素材の束縛を受けながらも多年の試行錯誤と知恵により美を可能な限り追求したものであり、織物の中では一番高度な技術が必要とされる。よく、現代の人に誤解されている絣で、モンペや野良着として使われたとの誤った印象がある。絣は最初から野良着として織られたものではない。カスリはその家に伝わる財産的な外出着であり、田植えの時には、娘をお披露目する早乙女たちの晴れ着でもあった。嫁入り支度に一生涯着用するものとして持参した。何代も着て古くなった後に布団、野良着、裂織り、雑巾、おむつなどに仕立て直されていったものである。絣を着ると日本の暗い家屋や緑の田んぼの中で一層美しく見えるので、みんなで「遠く美人」と言って誉めあった。日本人の女性を美しく見せる絣である。

マリア書房 襤褸に生きる より

2012年9月11日(火)
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