沖縄県那覇市久茂地2-5-1
ホテルサンパレス球陽館1階
「杉浦和子古布創作服展」
10時から19時迄
モノレール県庁前 下車2分
沖縄は10年ぶり位なので、皆さんに忘れられているかと思いました。
5時近くなると、ダイレクトメールを持って、
10年前に買った私の服を着て、沢山の方が来てくれました。
沖縄は昼間暑いから、夕方から、行動するそうです。
「ブログはずーっと見ていて、もう沖縄には来てくれないのかと思った。」
賑やかな再会でした。
後2日間が楽しみです。
私の近所のおばあちゃんは、凄い知恵袋を持っていた。
いつも立ち話1時間。
和裁の達人。昔は芸者さんの着物を仕立ていたそうだ。
「その部分が、上手くいかないと、着るたびに何回でも着にくいのよ。
でも直しは1回。」
私が庭の花の手入れをしていると
「お花があるとお日様はひと休みするのよ」
「使った物は、元に直ぐに戻す」
「人を悪く言うとそれがそのまま返ってくる」
辛い話も聞いた。
長男を3歳で亡くした話。
戦時中、配給の缶詰めを食べて、疫痢になった。
復員したご主人から「お前が殺した。お前が殺した」と何度も言われた。
辛かったと。
ご主人が職を無くし、お金に困り、裕福な実家にお金を二人の娘を連れて借りに行った。
母親が「貸せない!」と言われ、帰り娘の手をぎゅーと握り泣きながらホームに立った。
「私には、子どもが、困っている時に、あんな事絶対に出来ない」
と声を震わせて言っていた。
そのおばあちゃんが、5日間くらい姿を見せなくなった。
娘さんが、「おばあちゃん、脳出血で亡くなった」
享年86歳。
もう10年にもなる。
何時も仕事をしていると、おばあちゃんの言葉を思い出す。
使った物は元に直ぐに戻す。
直しは1回。