福岡の空。 もう秋の空だね。
明日の競りの為、福岡に来ています。
2年振りに、福岡の友の家へ。
天神からバスで30分。
都会から、どんどん緑の山々に景色が変わっていきます。
空気も全然違ってくる。
20年来の友、千草さんが、古民権で迎えてくれました。
クーラーも無いお部屋を爽やかな風が通り抜けていきます。
時間を忘れたように、楽しいひと時でした。
千草さんは根っからの博多おごじょ。
竹を割ったような性格。
私の父も大分出身で半分九州の血が入っているから、
気があうのかな。
友と会うのは至福の時。
2018年9月5日(水)
京都から入った江戸期の文字奉納旗。
単衣のコートに仕上げてみました。
糸味良し。
１５０年以上経ているのですから、木綿の力は凄い！
三方の上にお神酒徳利。
この絵柄を生かすために、私は、ブラウスやパンツにして切り刻むことはしません。
丈１２０センチのロングコートでないと、この徳利が収まらないのです。
最初にデザインありきでは無く、古布とは布をいかに生かすかにあり
ます。
完璧な先人の意匠の上に、大したことがない私がデザインしてはいけないということです。
2018年9月3日(月)
