(1) やったことが
ほんのわずかだもの。
やり残したこと
ばっかりでしょう、きっと。
一人の人間が
生まれてから死ぬまでの間、
本当にたわいもない人生だから、
大仰には考えない。
(2)
靴下でもシャツでも
最後は掃除道具として、
最後まで使い切る。
人間も十分生きて
自分を使い切ったと
思えることが
人間冥利に尽きるという
ことだと思う。
自分の最後だけは、
きちんとシンプルに
始末することが最終目標
(3)
私は「なんで夫と別れないの」と
よく聞かれますが、
私にとっては有難い存在です。
有難いのいうのは
漢字で書くと「有難い」、
難があると書きます。
人がなぜ生まれたかと言えば、
いろいろな難を受けながら
成熟していくためじゃ
ないでしょうか。
(4)
私、とにかく今、
一人でやっているでしょ。
ここに来るのも一人。
何をするにも一人。
誰かに頼むとその人の人生に
責任を持てないから。
(5)
もし、生まれ変わったら、
内田とはもう逢いたくない。
もし次逢ったら、
又、好きになってしまって
又、大変な人生を送ってしまうから
(6)
人がうれしかったりした時に
泣くことが多いわね。
悔しい。悲しいで泣いたことはないわね。
「なんてすてきな事を言うんだ」、
って言うときに泣けてくるね。
(7)
がんは有難い病気。
周囲の相手が自分と真剣に向き合ってくれますから。
ひょっとしたら、
この人は来年はいない
かもしれないと思ったら
その人との時間は大事でしょう?
そういう意味で、がんは面白いのよ
(8)
夫1人だけ、奈落の底に落として
自分だけ保身ということはしません。
(9)
みんな離婚してね、
次にいい人と出会ってる
つもりでいるけれど、
似たようなもんなのね。
ただ、辛抱が効くように
なっただけで、、、、、
~樹木希林~
先日、アトリエ和フェスティバルに、インターネットを見て来て下さった方から
こんな嬉しいメールが来ました。
「金曜日は本当に有難うございました。沢山の本物を実際に見られて、触れて、本当に幸せでした。
正面の玄関に飾ってあったのは伊勢地方のお飾りでしょうか?(1年中飾っておけるんですよね)
初めて実物を見ました。
杉浦さんのアトリエは、「本物」、「実物」という言葉の通り
「存在感のある布製品、木製品」がいっぱいで
そういうものから発せられる「気」のようなもので満ちていますね。
ずっと「凄い。凄い。」って言っていましたが、それしか言葉が出てきませんでした。
お譲りいただいた鯉幟は、しまいこんだりせずに部屋に掛けています。
見ているだけでワクワクします。
やっぱり「本物」っていうのはパワーがあるなーって思います。
杉浦さんの鯉幟を生かして下さい」という言葉に添えるように
これをどうやって「かっこよく外に連れ出すか」を考えています。
本当に有難うございました。」
綾瀬市 S様より
蓋も無く、中が丸見えだったので、祝い節句旗のど派手な、武者絵を
使って、リメイクしました。
買い物が、凄く楽しく、お店の人が、ビックリして、誉めてくれます。
江戸文政時代の神社に奉納する190年前の旗に付いていた「乳」の部分。
190年前の、手織りの布。一枚一枚解いて広げて、何か作ってみよう。
今日は、凉しいかったのと最終日ともあって、
お客さまで大にぎわい。
なんといっても麻。
明るい白、ピンク、ブルーが人気でした。
明るい色は気持ちまで明るくなりますね。
明日から夏休みに入ります。
休みといっても、秋冬物の制作に入ります。
酷暑乗り切らなくては!!