おいらたちも来たベー。
ひっさしぶりによー 新幹線なんか乗ったら、早えのなんのって。
鼻水垂らして、居眠りしたら、アッうまに米原についちまうしよ。
米原から、おらたちの古里みていな、田んぼや山さー見てたら一時間で福井だべー。
福井は、魚も酒もうめえから、今晩は楽しみだべー。
ここのギャラリーは福井の駅からバスで20分の田んぼの中に在るんだけどよ、車で来るお客さんが凄く多いんだとよ。
オーナーの人柄によるよ。
あすたから楽しみだっぺ。
福井個展は明日からです。
朝7時に家を出て12時にギャラリーにつきました。
新幹線米原で乗り換え。近江線の車窓はトンネルが多いですが、山々の靄っている風景は日本ですね。
4時前に飾り付け終えました。
明日からです。
皆さん、来てくださいね 。
福井市羽水2ー118
大和屋コーヒーギャラリー
0766ー34ー2124
福井の方は古布を着るのが好きです。
お洒落さんが多い。
そして、センス良く、飛んでいる方(?)が多いですね。
明日は朝、7時ごろ出ます。
新幹線で米原経由。特急しらさぎに乗り1時間で
福井に着きます。
以外と、時間がかからないのですよ。
旅行気分にて、行って来まーす。
これを着ると凄い元気が出る。
フランス、イタリアでは、凄い受けた。
「サムライ!」「クロサワ!」「ジャポーネ!」
すぐに仲良しになれる。
こんなきれいな色の旗が5月の新緑、青い空に
たなびいている光景は、日本の原風景なんだろうな。
この美しい色。
むかしの日本の幟旗職人さんの心粋を感じます。
現代のサイケ調のドピンク、ドブルー、ドミドリ。
キンキラキン。
武者のマンガのような顔は、どうも
戴けませんが。
それでも、熊本などでは、鯉幟と一緒に上がって
いる、風景は良いものです。
ただ服にしたくないだけ。
節句旗でこんな絵柄見たことない。
品の良くない面相におまけに瓢箪徳利なんて持っている。
毛槍奴は、大名行列の一番前を歩く。
それも、えばった態度でのし歩く。
偉いのは殿様なのに、自分が偉いと
思い込む。
書いた絵師はこういう人間にならないようにとの
戒めなのか。
こういう人って、現代の世の中に
いますよね。
ここに、きれいに洗われ、ほどかれた、麻(上布)の反物がある。
これから、私がデザインして、この夏の涼しい
服が作られる。
古布の服を作るのは、沢山の段階がある。
まず、オークションが開かれる、遠く、四国、九州まで
行く。
競り落す。
競りというのは、スーパーやデパートで買うのと違い、
好きな物が、簡単に買えるわけではない。
必ず、それを欲しい相手がいる。
ここが、戦いなのです。もうもうとする、埃、塵。
折角セリ落とした布も、手にすると、見込み違いもある。
返品は出来ない。
朝10時から7時過ぎまで大きな声が飛び交う。
会が終わって、段ボールに詰めて、発送。
へとへと。
闘い終えた仲間とビールで乾杯!
アトリエに荷が着くと、おばちゃんに
お願いして、ほどき、洗濯、アイロンがけ。
綺麗になってから、デザインされて、
裁断、縫製して服になる。
このほどきのおばちゃんの仕事が大事なのです。
おばちゃんは75歳。秋田出身。
とっても純朴な人。
もう25年も、私のほどきの仕事をしてくれている。
このような、裏打ちの仕事をしてくれる、スッタフが
いてこそ、私の仕事ができるのです。
おばちゃんに感謝!
もっとも、幟旗でポピュラーなのが
この鍾馗様です。魔除け、厄除け、外敵除
の祈願のモチーフ。
さすが、北村コレクションです。度迫力!