三瓶清子さんのコレクションは素晴らしい。
福島県に在住。着物創作作家。
半世紀もの間、古い布を収集。古い布に愛情を注ぎながら
心を砕いてきた方です。
膨大なコレクションをお持ちです。
特に、小さな布を接ぎ合わせて仕立てた百徳のこども着物は、母親のこどもへの愛情が、ひしひしと伝わってきます。
生まれた子どもが無事に育つのがあたりまえでなかった昔。
母親たちは、子どもの成長を祈りながら、一軒一軒を回り
頂いた、布の端切れを一針一針子どもが丈夫に育ちますようにと
願いを込めて縫い上げました。百徳着物とも百接ぎ着物とも
言われます、
背守りとは
背中は身を守るのに大切なところで、着物は背縫いによって霊魂が
込められていると昔の人は信じていました。しかし、子どもの着物は
背縫いがないため背後から魔物が入らないように、糸縫いや刺繍を
して魔除けにしました。
2月2日まで。北鎌倉古民家ミュージアムで開催。後2日です。
テレビを見て、どうしても、行きたいと思い、娘さんの運転で
今年90歳になられる、おばあちゃんが秦野市から見えましたよ。
テレビで見た「95歳の夜着筒書き布団」がどうしても、見たいというので
車に乗せて、連れてきました。
「95歳の夜着」を手に取り、これにあやかりたいと、涙ぐんでいました。
生きる力をもらいましたと喜んでおりました。
そして、自分が秦野に19歳でお嫁入りし、農家の嫁として
いろいろな苦労話を語ってくれました。
90歳になっても畑に出て野良仕事をしているそうです。
だから、元気なんだね。
昨日から煮たお汁粉をご馳走いたしました。
またまた、涙ぐんで大感激。
100歳まで、元気で、長生きしてくださいと
握手しました。
歳をとられても、好奇心を持っていれば、歳なんか取らないのですね。
私もあやかって、頑張ろうー!
今日は、春のように暖かな、そして、心も暖かな日でした。
写真撮るの忘れました。撮るタイミングがありますね。
高崎からテレビを見たというお客さまが、予約なしで急に見えました。
今日は、横浜の個展の整理をしていましたので、たまたま、アトリエに
いましたので、良かったのですが、電話予約とは知らなかったそうです。
そんなに遠くから見えて、留守だったら、大変です。
ごめんなさいではすみませんものね。
でも、とっても感激して、話も弾みました。
作品、収集品にもびっくり。いままで、見たこともないと興奮気味。
テレビよりずーと楽しく、気さくな方ですねと言われました。
一日におひとりか一組しか予約は受けていません。
ゆっくりとお話をしながら、ひと時を楽しんでいただきたいからです。
予約をしたからと何か買わなくてはいけないなんて思わないでね。
襤褸(ぼろ)談議をいたしましょう。
昨日、横浜の個展が終わりました。
坂を上がって来てくださった沢山のお客さまありがとうございました。
毎日ギャラリーから見える、みなとみらいを見ていましたが、
今日は、美代ちゃんと横浜レンガ倉庫「今昔きもの大市」に行ってきました。
いろいろと見ることも、勉強ですね。
ランチ美味しかったですよ。