那須烏山個展でまさか!と思いましたが、この襤褸帽子人気で、
売れてしまいました。国立個展に間に合わせて、急遽4点作りました。
襤褸の野良着1枚に好いとこどり(より襤褸の部分で作るため)帽子
1個しか作れません。要するに、由緒ある襤褸というところでしょうか。
国立の初日はどうやら、台風が、通過しそうな、天気になってきましたよー。
でも、露店じゃあないし、屋根も壁も立派にあるホールですから、
安心してきてください。
ほうれん草ケーキも毎日焼いてお待ちしております。
明日は、搬入です。美代ちゃんも、しのぶちゃん(これが、ちっとも忍んでなんかない。うるさいのなんのって!)が手伝いに来てくれます。持つべきものは使える友!
今日は日比谷公会堂の集会に参加した。
2000人が入れる公会堂も、満席。中に入れきれなかった人が、2000人以上とか。 如何に今、国民が原発に対して憤りを持っているか、また、関心の高さを感じます。
凄い熱気です。
福島から来た、和田央子さんの報告。
放射能を含む除染物質が、日本中、何処にも捨て場がなく、結局、和田さんの住む、福島サメ河村に除染施設を、大勢の村の反対を押しきって、今年8月に建設されたそうです。とこらが
稼働して10日も経たない内に、凄い大爆発が起こった。
なのに、報告では、ボンと起こっただけとされて全く、マスコミには報道されていませんでした。
多くの、福島の方が苦しんでいると、報道もされ無い、現地からの身に詰まされる、筆舌に尽くしがたい和田さんの報告でした。
医師肥田 舜太郎さんの報告 。いまは、退職して被爆者、核廃絶運動に各地で献身的に講演をされて居る。95歳になられるから驚きです。「もう一つ、原発事故を起こしたら、私たちはおしまいです。日本は滅びる。今、どうするか、将来の子どもたちが生きていく社会、世界を取り戻すことが必要です」との熱弁です。28歳の時に広島で原爆にあった肥田舜太郎さんは、ずーと、被爆者を診てきた。しかし、ほとんどの人は亡くなった。 放射能で一番怖いのは、内部被爆であると言っておられた。2011年3月11日以降、日本人は皆、内部被ばくをしているという。原爆投下をした アメリカはこの内部被爆者をモルモットとして、日本人医師たちに極秘を強いた。だから68年経った現在、内部被爆に関しての治療法が全く無いのだそうだ。肥田舜太郎医師は多くの、原爆被害者を診てきて、この、内部被爆(癌、白血病)が5年ないし8年目に出ることを、経験を通して、全部、知っているという。
福島そして、日本において、世界において、放射能汚染による内部被爆の治療法はないと発言しておられました。
最後に大江健三郎さん。
流石にノーベル賞作家。さすが、舞台に立った途端にオーラを放っている。「3・11で、多くの日本人が原発の全廃を決意したはずだが、事後2年半もたつとこれが危うくなってきている。
これから半年、この決意を譲ってしまうと、もう再稼働の流れを押し戻すことができない。
いまが、歴史を変える、分かれ道の時なのです」
広島、長崎の原爆にも触れ、「私たちが広島、長崎を経験したにも拘わらず、50数基もの
原発を作り、福島で大きな事故を起こしてしまった。
いま、どうするか、広島から現在を貫いて、将来の子供たちが生きていく社会、世界を取り戻すことが必要です。」と熱弁を振るった。
集会の後、日比谷公園を出発して、霞ヶ関省庁の間を通り、デモ行進をしました。
「再稼働をゆるすな!」
「福島を忘れるな!」
「大地を汚すな!」
「子どもを守れ!」
のシュプレヒコールとともに
子どものため、孫のため、ひ孫のため
いまの私たちが、原発を廃絶させなければ
なりません
この日の脱原発集会デモは、4万人になりました。
いよいよ、来週になりました。
杉浦 和子 古布収集と作品展
2013年10月16日~10月19日の4日間
11時から18時
東京都国立市東1-14 042-580-3636
コミュニティスペース旭通り 1階
国立駅南南口旭通り左側 もとNTTビルです。 徒歩3分
すごーく広いスペースです。卓球台4~5台は置けそうー。
思い切り襤褸収集の展示をいたします。
勿論、作品も。
天気も安定していそうですので、遊びがてら、お出かけください。
分からないときは携帯に。090-2407-9840へお願いします。
一日中、のんびりしていました。
夕食後、少し、休んでから、スポーツクラブで1時間泳いできました。
心身ともにサッパリ!
明日から、来週の国立個展に向けて、準備です。
9月30日、宇都宮から烏山までのローカル線に乗継をして列車に乗ると、宝積寺という駅から、可愛い園児が、10人位、若い先生に引率されて乗って来た。
足を見るとなんと、先生も、園児もみんな草履をはいている。
男の子は青。女の子は赤の鼻緒。
先生に聞いたら、3歳からずーと履かせているという。冬になったっらどうするのですか?
このまま、素足で、雪の日でも草履です。シャツも半袖。
園舎も古民家とか。薪ストーブを使っているそうです。いいな。どんな感性豊かな子供に育つのでしょう。
宝積寺の陽だまり保育園と言っていました。
園児たちが本当に伸び伸びとしていました。
かたずけも終わり、烏山駅から、中央林間の家に向かいます。約500人の方が会場に足を運んでくれました。
ギャラリーオーナーの高野さんご夫妻に感謝いたします。本当にお疲れさまでした。
烏山には世界的建築家隈研吾設計の美術館があります。
那珂川町馬頭広重美術館
屋根は杉。
朽ちてくるほどに味わいが出てくるそうです。
中は木と和紙。
隈研吾氏の初期の設計たそうです。
東京青山根津美術館。
最近の歌舞伎座も有名。
ギャラリーここ侶のオーナー高野康子さんはお・も・て・な・し が上手です。鹿児島から送ってきた焼酎「佐藤」で乾杯です。明日は最終日です。今日までの来客数約350人。沢山の方が襤褸展を見に来てくださってくれています。