私のコート、ジャケットのリバーシブル仕立ては裏と表の格差はない。すべて、両方着られる仕立てになっている。つまり、表の布も裏も同格の品質の古布を用いている。表布に対して、質感の違う布を裏に持ってくると、瞬く間に裏表が喧嘩した服になる。このジャケットは、最初に裏に緋鯉幟を張って作ったのだが、どうも、しっくりとしない。思い切って、エイヤー!裏表をはがし、この格子柄に仕立て直した。双方の相性ピッタリで、上手くいった。リバーシブルと言っても、本当に、両面が表として着れるものでなくては、私は納得がいかない。必然的に価格も2枚分になってしまうのだが、古布を愛するお客さまは、この私のこだわりを
理解して、納得してくださる。作家冥利です。
自宅は大和市中央林間の郊外だが、ぼだい寺は東京港区麻布にある。
お墓参りは都心に向かう。
渋谷からバスに乗り、光林寺まで。
光林寺は都心とは思えないほど緑が多く、隣は有栖川公園。フランス大使館と静かなところ。
暑さも寒さも彼岸までとはよく言ったもので、朝夕は本当に涼しくなりました。
お墓の掃除をして、お花を飾り、お線香をたき、ご先祖様に手を合わせると、本当に気持ちが良いですね。
彼岸花が沢山咲いていました。
帰りは渋谷に出たが、私は人ごみが大の苦手。HIKARIEへ寄るなんてなんてとんでもない。
発狂しそう。
さっさと、電車に乗って帰ってきました。