朝夕はめっきり涼しくなりました。お盆を過ぎると秋らしい風になりました。夜などは窓を閉めないと寒いくらい。でも、昼間は猛暑になりそう。今日も作業が終わったら、スポーツクラブのプールで泳いできますよ。10年年ぶりの水泳も最初は500メーターやっとでしたが、昨日はひーひーしながらもクロールで1000メーター出来ました!秋になると展示会が目白押し。今から、皆様に元気でお目にかかるために、体を鍛えていますよ。これも仕事のうち。
昔の布団柄格子は実にモダンです。イギリスのタータンチェックを思わせます。日本の場合はその中に藍が入るから、落ち着いた、格子柄になります。昨今では、さっぱりとこの格子柄が、出なくなりました。持っているすべての格子柄を使ってやっと1枚のフードコートが出来上がりました。秋のモードですね。
昨日は、送り火をした後、夕方6時に国会議事堂前で下車。首相官邸前集会に行く。1年前は人人で、地下鉄改札口などは歩けないほどだったが、人の減り方にびっくりしました。孫みちる、この子たちの20年30年後の将来を考えるとき「原発反対!」、「再稼働反対!」「廃炉へ!」と今の、大人が大きな声で、叫ぶしかありません。安倍晋三さんは、こんな私たちの声など、勿論聞いていないでしょうが、微力であっても国民の一人一人の叫び、意識が、やがて、いつかは国を変えていくものだと信じています。また、来れるときには参加します。
先日、新聞に「最愛の大地」の紹介の記事が載っていた。女優アンジェリーナ・ジョリーの初監督作品である。
ゴールデン・グローブ賞にもノミネートされた、1992年のボスニア・ヘルッエゴビナのボスニア紛争を描いた長編
映画です。とにかく、このアンジェリーナ・ジョリーはすごい。ブラット・ピットのゴージャスコンビ。エチオペ
ア、ベトナム、カンボジアの子どもを3人養子にし、さらにブラピーとの間には3人の子がいて合計6人の母親
。国連難民高等弁務官の親善大使を務めてきたジョリィーがテーマに選んだのが第二次世界大戦
以来ヨーロッパで最も悲惨な戦いとなった、「ボスニア・ヘルッエゴビナ紛争」なのだから。
いろいろな民族、宗教が複雑に入り混じっているボスニア・ヘルッエゴビナ。1992年に紛争が勃発した。
セルビア系とムスリム系の同じボスニア人同志の大虐殺が始まる。女性に対するボスニア兵の暴力。”民族浄化”という名の虐殺のすざましさ。この映画が女性監督が描いたというのだから驚く。いや、長く人道支援活動をしてきた彼女だから、できたのかもしれない。初監督とは思えない迫真のこの映画に最後まで釘付けになった。
アンジェリーナ・ジョリーより
「私は、国際社会が迅速かつ効果的に戦争に介入することが出来なかったことに対する失望を、アーテイステ
イックに表現する映画を作りたかったのです。また、ボスニア・ヘルッエゴビナ紛争他にも戦争中の女性や性的
暴力」、戦争犯罪に対する説明責任、人道犯罪、和解への努力など、幅広い問題を深く追求し、理解したかっ
た。第二次世界大戦後のヨーロッパで最も悲惨な戦争だったのにも拘わらず、自分たちの時代、自分たちの
世代で起こったひどい暴力のことを、時に人々は忘れてしまうものなのです。」
これを念頭に「最愛の大地」の脚本を書き、自ら監督することになる。
新宿ピカデリィーで公開中
やたら織り、残糸織とは、余った糸をためておき、商品として織った布でなく自家用に自分たち家族が使うために織った物。きちんとした織り方でないので、自由奔放に織っているところに良い味を醸しだしている。大好きな布です。このフードコートを作るために、長年ため込んだ、残糸織の布がほとんど、無くなりました。気に入った服を作るのは、すべてのコレクションを使い切ることであり、身を削るような覚悟が必要なのです。
今日も猛暑になりそう。朝5時ごろだと涼しいので、暑くなる前に森に行く。おとといの雷雨で、森の中は湿っていて涼しい風が木々の間を吹いている。なんて気持ちが良いのでしょう。早起きは3文の徳。うばゆりもすっかり枯れて、種になっていた。オオジシバリが広場に群生していた。春先に咲く花なのに、夏にも2度咲きするとは。昨日はスポーツクラブのプールで25メートルを20回。500メートルをクロールで泳いだ。10年ぶりに泳ぐので泳げるかな?と思ったが、意外と軽々だった。泳ぐとすっきりとしますね。今日はまた、距離を伸ばして行こうかな。暑い暑いといっても、余計暑くなりそうなので、まずは体を思いっきり動かす事です。秋冬展示会に向けて、体も鍛えていますよ。これも仕事をするうえで大事なことです。
暑い!暑い!ばかり言っていられない。近くの映画館へ、今、評判の宮崎駿監督のアニメ映画「風立ちぬ」を見に行く。夏休みとあって館内は満席であった。主人公は日本の戦闘機ゼロ戦を設計した、堀越次郎の物語である。監督が実在の人物をモデルにしたのは初めてとか。ゼロ戦という戦闘機を作った人物をどう評価するか、、大正から昭和へと日本が戦争に突入する時代を描いている。関東大震災のシーンも圧巻です。これがアニメか驚く。大正から昭和の社会の様子や日本の原風景が美しかった。最後に主人公の堀越次郎がいう言葉。「私が設計したゼロ戦に乗った若者は一人も帰って来なかった」。今の平和憲法を考えるうえで、是非、多くの人に見てもらいたい映画です。