前略、先日ミームでの作品展、相変わらず、和子さんの明るい顔と楽しい会話で少し元気を無くしていた私にパワーを与えてくださいまして有難うございました。その作品、そのものににも感じました。今、私がパワーが下向きなのか、以前はコート、大漁旗のサロペット、帽子、ワンピース、パンツとたくさん買って着ていたのですが、このごろ着なくなりこれではダメだと思いました。また、和子ブランドを着る元気をもらいました。
イタリア語課外授業。講師フランチェスコ先生。フランチェスコ先生は、フレンッエの美術大学で勉強し、絵画、建築、イタリアの文化にとっても詳しい。3月2日から上野国立西洋美術館で開催されているラファエロ展に行く。朝、9時に美術館正面で集合。フレンッエのパラティーナ、ウフィツィ美術館でも、見ていたが、フランチェスコ先生の解説があるので、参加した。9時から、長蛇の列。ラファエロの作品は世界各国の美術館が所蔵しているために、借り集めるのが容易ではないとか。ラファエロ作品は20点。影響を与えた画家作品が40点の展示である。「大公の聖母」「自画像」。とにかく、優しい。見る者を癒やす優雅さ。ラファエロは誰からも好かれる人柄だったそうだ。そして、女性からも大もて。人徳もあり、教皇、貴族から絶大なる人気を博した。「セバスティアヌス」の絵画は当時の画家は身体に矢を無数に刺されているのにたいして、ラファエロは、一本を手に持っているだけである。ラファエロの優しさを伺い知ることが出きる。又、聖母マリアが幼子キリストを抱いている絵画は、嫁のあゆみさんが、子のみちるを抱いている姿と
重なる。母の子に対する愛は普遍なものであり、神に近いものがあるのだろう。ラファエロは37歳の若さでなくなった。死因は高熱をだし、当時の誤った治療法で蛭を体に吸わせ、血を抜いたそうだ。モーツァルトも37歳。絵画と音楽と時代を変えた天才の死は早い。。良い、展覧会でした。美術館を出た途端、凄い強風。
やっと、春!三寒四温ですが、暖かくなるのは身も心も軽くなります。しかし、杉花粉、中国からの、黄砂、問題のPM2.5。外を歩く人は皆マスク姿。不気味さを感じます。天気がよいのに洗濯物も外へ干せません。何という世の中になったのしょう。悪くなる一方です。