競りはいろいろな古布と出会えるので、ワクワクします。大正、昭和と80年以上も時代を経て来たことに、感動します。又、次世代をファッションモードとして甦る事に古布も喜んでくれるだろうなあ。今晩は博多泊まりです。まだまた、KAZUの放浪の旅は続きます。
2012年12月4日(火)
木下恵介生誕100年祭に銀座まで行ってきました。11月23日から上映していたのですが、やっと1本だけ見ることが出来ました。「喜びも悲しみも幾歳月」激動の25年間を生きた灯台守夫婦の物語です小さいとき両親と一緒に見に行ったことを思い出す。弟の木下忠司氏作曲、作詞の灯台守の挿入歌には涙が止まらない。「24の瞳」「なら山節考」などなど、多くの日本映画の礎を築いた木下恵介監督。
49本の多彩な映画を残されているが、何が代表作と選ぶのも難しい。美しい日本の原風景。自然と家族、慈しむ心が 木下恵介映画にみられる。そして今日見た「喜びも、、、」の映画には、「戦争反対」の強い意志の上に立ったセチメンタリズムを強く訴えている。日本映画界を築いた巨匠である。
久しぶりに感動する映画を鑑賞できました。なお、木下恵介監督は12月5日生まれで、私と同じ誕生日なのです。 明日から九州小倉の競り、大宰府、鹿児島へ行ってきます。
2012年12月3日(月)