以前も投稿しましたが、もう一度。
障害者が働く、スワンベーカリー。
兎に角、皆さん明るく働き、感じが良い。
心のきれいな方ばかりでパンを作っているのでしょう。
どれを食べても、美味しく、幸せな気持になります。
いつでも、冷たいお茶をグラスで出してくれます。
良いお店は店内が爽やかな空気が流れています。
JA 伊勢原となり
20012年10月12日から10月14日まで、石川県産業会館にて金沢骨董フエアが開催されます。
杉浦 和子 古布作品展 も 10月10日から14日まで 民芸みや(金沢市尾張町1-3-2金沢放送局並び)でおこなわれます。 骨董フエアにお出かけの際は、どうぞ、こちらにもお寄りください。
この野良着は、秋田で、収集したもの。野良着は、からだの汗を吸収して、泥などにまみれて、土臭くなっていく。汚れては洗い、破れたところを繕っていくうちに、こうした木綿本来の肌に馴染む風合いが生まれてくる。藍の色もどんどん冴えてきて来る。 私がこのような野良着を素材にした服を作ることは、奇跡ともいえます。
この野良着はビロードのようになっていました。故意に作ろうとしても、決して出来ない襤褸の枯骨の美である。先人たちに敬意を払います。裏はイタリアフレンツエのビロードより。
この、野良着は秋田で手に入れたもの。そんな遠い昔でなく昭和35年位までは、日本中、このような木綿の野良着であった。日本は、このころから化学製品の勢いに拍車がかかり、木綿の野良着、重い綿の入った布団は嫌われ、廃品回収に出され、捨てられていった。便利さと引き換えに、衣食住すべてが中途半端に欧米化されていった。先人たちの手仕事を卑下し、評価しなくなっていった。襤褸の中に美学や文化などないと思っている人に、私は先人たちの遺品に代わって語りたい。この誇らしい野良着を見てください。野良着とは袈裟衣と荷と人間が一体になった美しさを持っているのです。