2012 2月|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

アトリエ和 襤褸 神奈川 横浜市 大和市

プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

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朝から、少し雨。でも、冷たい雨でなく、温かい雨です。9時から12時まで、開いているオルティジャー島の市場では、海の幸が日本とおなじ蛸、イカ、しらす、アサリ、イワシがならび、売り子のオジサンたちの大きな声が飛び交う。色彩豊かな、野菜、果物はびっくりするほど安い。シチリアオレンジが一キロ50円!7個も袋に入っていました。人間の生活の原点の市場。こんなのが、家の近くにあったらいいなあ。うらやましい限り。持って帰れないのが、残念。カラバッチョの絵画聖女ルチアの埋葬のある美術館にいったが、閉館でした。見たかったのになぁ。残念。お昼はまたまた、昨日行ったトラットリァへ行く。 2日連チャンでいけば、常連客だ。また来たと歓迎!昨日とメニューをひとつずらして注文。もちろんワインも。またまた飲んだくれ。食べている間に大雨だったらしいが、外に出た時は、止んで太陽が、建物の間から覗き眩しかった。明日は晴れだろう。濡れた、石畳の歩道を滑らないよう、千鳥足でホテルにかえった。明日はもっと知的な、行動をしよう。 .

2012年2月12日(日)

早朝、メッシーナ海峡を通り右にシチリア島が見えて来た。遥か遠くに雪をかぶった白いエトナ山が見える。ヨーロッパ最大の活火山でほぼ富士山と同じ標高。朝食は食堂で軽くコーヒーとクロワッサン。のんびりしている内に 10時にカターニアに到着。バスに乗り変えて、1時間半かかってシラクーサへ。来る前にNHKで世界街歩きで林隆三さんが取材していた。小路が迷路のように広がるオルティージァ島を歩く。街の中に3000年前の古代遺跡アポロ神殿が、現れる。 3000年前というと、日本は、何時代? ホテルの方お勧めの大衆食堂トラットリァで昼食。赤ワインデキャンター、パスタ 2種類、マグロのペンネ、シチリア魚介類前菜、全て、大盛り。気絶するほど、美味しい!全部で 38ユーロ。3800円位。びっくり!酔った、勢いで海岸線沿い遊歩道を歩き、旧市街地を横断。やっとこさふらついてホテルに帰ってきました。ブログを打つのも、今日は面倒。続きは、明日、シラフの時に。

2012年2月11日(土)

ニィデルさんと、お別れ。10間のホームスティ。毎日美味しいマンマ料理。楽しい家族的なもてなしありがとうございました。また、来年も来れるように、そして、もっとイタリア語を勉強して、おしゃべりができるよう、頑張ります。フレンッェの駅を1時 15分のユーロスターに乗り、4時30分にナポリ駅に着く。途中、ローマ近くも雪で真っ白だった。南に向かっているのに、まるで北のミラノ、トリノに向かっているようであった。ナポリ駅から゛タクシーで港へ。 25 ユーロ。TTTラインのビリエッタ売り場でフレンッエの旅行会社で購入した予約券をチケットに変えて貰う。一人 65ユーロ。 6500円位。ホテル1泊分で、シチリアまで行けるのですから、安い!お金の無い人の旅は、色々、如何に安く行けるか、考えます。 夜 9時にナポリ港を出航しました。どんどん、ナポリの街の灯りが遠くなって行きます。空を見上げると満天の星と、満月。一生この甲板の風とナポリの灯り忘れないでしょう。生きている事、人生万歳!明日朝9時にシチリア島カタニァーに着きます。座礁しなければです
が。豪華客船でなくて、汚いフェリーですから。では、朝、メッシーナ海峡を渡る時に寝坊しないよう、ワイン飲んだくれるのは、これくらいにして、寝ます。ボーナ、ノッテ!

2012年2月10日(金)

イタリアは相変わらずの寒さです。2月にこんな寒さは初めてです。南のローマ、ナポリの下も大雪でだというテレビのニュースです。今日はフレンッェを 1時の新幹線ユーロスターに乗り、ナポリに行き、夜、フェリーに乗ってシチリアに向かいます。早め早めの行動をしています。昨日フレンッェでもかなりの評判の良い店でカシミヤの大判のコートにもなるストールを買いました。一枚は赤とチェリーピンクのリバーシブル。後一枚はオリーブ色です。二人で共有で使いましょう。みちるちゃんを抱っこして、すっぽりと被れます。それをして森の散歩が楽しみです。後はみちるちゃんに猫の形の帽子、フィンランド製の pippiちゃん人形。お店シチリアのテーブルクロスもイタリア赤の布を買いました。凄く、綺麗な赤です。これから、後半の 10日です。気をつけて、シチリアにいきす。毎日みちるちゃんのムービーを見ています。大きくなったでしょうね。会いたいです。うーさんの事もよろしくお願い致します。では。 .

2012年2月9日(木)

ニィデレさんは今晩最後と思って張り切って市場に行き、食材を買ってきました。七面鳥やら、ズッキーニ、じゃがいも、挽き肉等々。ラザニアを作るとか。大きなお鍋でラグーンを煮ていました。とにかくイタリアマンマ料理は美味しくて、飽きない。今晩はフレンッェに美術大学に留学している、いずみさんがゲストです。赤ワインで、サルーテ!楽しい10日間でした。明日はユーロスターに乗り、ナポリまで、行き、ナポリ港からシチリア島カタニァーまでの船の旅です。先月転覆した豪華客船ではなく、フェリーです。夜9時にナポリを出航して、翌朝10時にシチリアに着きます。次は南イタリアです。お楽しみに!

2012年2月9日(木)

 

今日は最後のフレンッェで、ミケランジェロ広場に行く事にしました。バス乗り場でチケットを買おうとしたら、オジサンが、タクシーでもあまり変わらねえというので、初めてタクシーに乗る事にしました。狭い街中を飛ばして、 10分で広場に到着。10ユーロ。フレンッェの丘なあり、展望台として、観光客で賑わっているが、今はオフなので、静かである。少し、坂道を登ると美しいロマネスクの教会、サン、ミニアート教会がある。ファーサードは白と緑の大理石で、美しい。中に入るとキリストとマリアのモザイクが配置してあり、聖書を読んでいる声が静寂な、教会の中で神聖に聞こえてくる。沢山のパワーを貰えたような気がした。堂内をでたら、フレンッェの街が印象的な眺めであった。感無量。

2012年2月9日(木)

ニィデレさんが作ってくれた、フレンッェのマンマ料理はカリフラワーのチーズ焼き、とうもろこしと、麦のスープ、これがめちゃめちゃ美味しい。豚の香味焼き。デザートはティラミス。ワインをのみながら、 12時過ぎまで、おしゃべりをしていました。一つ大変な間違いをいたしました。日本でホームスティをイタリア語の先生に予約をお願いしたのですが、8000円ということでした。イタリアは一部屋での値段ですので、 3人で8000円のつもりでいました。その値段ですので、おそらくは、簡単な、朝食、夕食と考えていました。ところが、毎日、凄い家庭料理ばかり作ってくれるではありませんか。あの値段で、こんなに素晴らしい料理を作ってくれて申し訳ないと思い、おそるおそる聞いてみたら、一人 8500円とのこと。ほっとしました。それにしても、この物価が高いフレンッェで、この値段で泊まれる事は、ラッキーだと思いました。ひどい間違えでした。訂正いたします。 .

2012年2月8日(水)

フレンッェから列車に乗って 1時間半くらいの小さい街ルッカにいきました。フレンッェに来ると必ず訪れる街です。トスカーナ州の北に位置し、長い歴史を誇り、城壁にかこまれた、緑多い街です。城壁は1周4.2キロ。歩いても 1時間ちょっとです。冷たい風が歩いていて心地よい。途中城壁遊歩道から旧市街地に降りて街の中にはいると、そこは中世の街にタイムスリップ。ドゥモ、サン、ミケーレ教会、サン、フレディアーノ教会のモザイクなどは圧巻。ローマ時代の円形闘技場が現れたり、小さな街ながらも、見所が沢山ある。夕方、急な寒くなったので、予定の帰りの時刻より、 1時間早めて列車に乗った。まだ、日が沈む前だったので、トスカーナの平野が綺麗でした。フレンッェの駅に降りたら雪の花がプラットフォームに舞っていました。今晩、ニィデルさんはどんな美味しい、マンマ料理を食べさせてくれるかな?今日も充実した、楽しい1日でした。 .

2012年2月8日(水)

フレンッェ郊外にあるフェーゾレの丘は、フレンッェ発祥の地と言われている。バスでガタガタ道を登る事 30分。オリーブ畑や、糸杉にかこまれたフレンッエ貴族の館がある丘の上にある。バスを降りて雪の残る急な、坂道を登りきったら、眼下にフレンッェを見下ろす素晴らしいパノラマがひろがる。遥か遠くにドーモが見える。赤瓦の屋根が何百年と変わらない歴史を伺える。フレンッェの街は丘陵に囲まれた、盆地の中にあることがこの丘にくると、良く分かる。 500年前の人が、イタリアを歩いても、何の変わりも無く同じ景色を見るだろうと言われている。今日はここで骨董市場が開かれということだったが、あまりの寒さに、何にもでていなかった。Barもレストランも閉まっていて、益々寒くなったので、バスに乗って、中心街に帰った。午前中はまたまたメディチ家礼拝堂の前をとおったら、入り口で誰も並んでいなかったので、見学した。メディチ家の墓所で 8角形の礼拝堂の床や、壁画は、大理石や高価な宝石をふんだんににつかい、メディチ家のいかに凄い財力、権力を持っていたかに圧倒された。今日も充実した1日であった。やっ
と、太陽が、のぞいた。明日は列車に乗って近郊の小さい街ルッカに行きます。

2012年2月6日(月)

今日もフレンッェはまるで、冷凍庫の中にいるような、寒さです。いつもならば、長蛇の列のウフィッエ美術館も、アカデミア美術館も、ガラガラです。並ばないで、名画をみれるまたとないチャンスです。日本ではダビンチもミケランジェロ、ラファエロもこんな、近くで、ゆっくりと鑑賞できない。小さい時から、身近に、本物の芸術に接しているイタリア人には、とってもかなわないと感じる毎日です。あまりの寒さ。日本だったらラーメンでも食べたいところですが,世界遺産の街フレンッェには見当たりません。評判のパニーニ屋さんで、パクつきました。美味しい! .

2012年2月5日(日)
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